いよいよ夏も本番を迎え、うだるような日が続いています。
消防庁の発表によると7月22日~28日までの間に熱中症で救急搬送された人数は
全国で12,666人にものぼるそうです。
暦上では夏も終わりを迎えていますが、私たちが秋を感じられるのはもうしばらく先になりそうです。
早いもので昨年の7月にブログを開始してから一年が経ちました。
満を持して、今回は本ブログの本来の目的である
「企業活動」に沿った内容を投稿したいと思います。
記念すべき本ブログ初公開となる現場は「ソーラーパネルの設置」です。
みなさま、「ソーラーパネル」といえばどんな場所に設置されると思いますか?
やはり定番は導入コストが抑えられ、かつスペースが有効活用できる
戸建て住宅やビルの屋上、カーポートの上が多いですが、
そのほかにも農地や山林など様々な場所に設置されます。
ちなみにまだマイナーな設置場所ではありますが、
近年はパネルの性能も向上しており、高層ビルの壁面に設置されることもあります。
ご興味がある方は一度画像検索してみると面白いかと思います。
写真で設置している太陽光パネルは通称「屋根上設置」と呼ばれるもので、
工場などに多い折板屋根(波状の屋根)に専用の金具で固定します。
ビルの屋上などフラットな陸屋根に設置する場合はパネルを固定する場所がないため、
セメントや金属製の架台に固定します。
既に固定場所がある折板屋根と比べるとやや大がかりな作業になりますね。
(余談ですが、農地や山林など地上の開けたスペースに設置する場合は「地上設置」と呼ばれます)。
今回は屋根上設置、つまりより太陽に近い場所ということで、
じりじりと焼けつくような日差しを肌で感じながら
空調服の着用+日除け用のつば装着という万全の体制で作業をしています。
ただ暑いだけでなく、整然と並んだパネルたちが直射日光を反射するので、
パネルの設置作業は眩しさとの闘いでもあります。
せっかくなので豆知識的なお話をさせていただくと、太陽光発電は現在の日本において
もっとも発電割合が高い再生可能エネルギー(以下、再エネ)となっています。
中でも住宅用のソーラーパネルは年々増加傾向にあり、その理由として
・低金利融資制度がある
・都道府県/市区町村によっては補助金が出ることがある
・FIT制度(固定価格買取制度)やFIP制度の導入
・脱炭素経営やSDGsの普及
・導入にあたりスペース確保の必要がない(既存の場所に設置できるため)
・他の再エネと比べると設備が安価で導入しやすい などが挙げられます。
政府は2030年までに再エネの比率を36~38%にすることを目標にしています。
2021年度の再エネ電力比率が20.3%、2022年度には24.5%(資源エネルギー庁調べ)と、
少しずつ普及しているようです。
私たちの仕事が、少しでも持続可能な社会づくりに繋がっていけば嬉しいです。
以上、今回はソーラーパネルの屋根上設置についてのご紹介でした。
これ以外にも弊社では様々な仕事をしておりますので、
写真が入手でき次第、またどこかでご紹介できればと思います。
今年のお盆は暦通りであれば9連休となります。
みなさま、どうか体調には十分お気を付けて素敵な休暇をお過ごしくださいませ。