10月も中旬だというのに、恐ろしいことにまだ半袖が活躍しています。
このままいくと近年あるあるの「秋と同時に冬が来た」パターンになりそうですね。
今回は、以前ご紹介した
ソーラーパネルの設置に引き続き、お仕事紹介パート2です。
企業活動と銘打っているからにはもっと仕事内容をご紹介したいところではありますが、
実は弊社が工事に入るほぼ全ての現場はセキュリティ対策の観点から写真撮影NGなので、
こうやってお仕事の内容を紹介できるのはかなりレアケースだったりします。
今回ご紹介するのは、工場内の気温上昇を抑制する遮熱シートの設置工事です。
夏場の工場内はとにかく熱がこもり、日によっては40度以上になることも。
バスケ部やバレー部など、体育館の部活で夏休みに練習をしていた方は
その辛さがよくわかるのではないかと思います…。
熱中症のリスクがぐんと上がるので、来年の夏に向けて今のうちに準備をしておきます。
今回使用したのはアルミ箔を使用した高遮熱材です。
なんと輻射熱の侵入を97%もカットしてくれるという優れもの。
建物内への熱の侵入を抑えることで、結果的に電気代の削減に繋がるのも嬉しいですね。
同色なので少し分かりづらいかもしれませんが、出入り口付近はこんな感じです。
同様の高遮熱材を工場の壁面にも設置していきます。
壁の上側は高所での作業になるため、
伸縮ブーム型と呼ばれる種類の高所作業車を使って作業を進めていきます。
やはり壁面の色が変わるとかなり違った印象になりますね。
とはいえ、シートを貼っただけでそんなに温度が変わるの?と思うかもしれません。
施工前と施工後の温度変化を見てみます。
左側が遮熱シート設置前、右が設置後の壁面温度です。
施工前の壁面温度は42度前後とかなり熱を吸収していますが、
遮熱シート設置後は約27度まで温度が下がっています。
かなり涼しくなってきた時期に計測してこの結果なので、
直射日光が容赦なく降り注ぐ夏場はより効果が期待できそうです。
このように、弊社は電気工事業をメインとする会社ではありますが
複数の業者様と連携して電気工事以外にも大工工事、塗装工事、外構工事、水回りの設備など
様々な工事に対応しておりますので、またどこかのタイミングでご紹介できればと思います。
以上、お仕事紹介パート2でした。